マッキンリー登頂中に、日本人4人が行方不明に


アラスカ州のデナリ国立公園事務所によると、北米最高峰のマッキンリー(6,194メートル)で、現地時間の14日に日本人登山家5人が雪崩に巻き込まれ、そのうち4人が行方不明となった。行方不明となったのは、宮城県勤労者山岳連盟のツアーに参加した50~69歳の男女4人だ。

雪崩の発生は、現地時間の14日午前2時ごろの3,600メートル付近で起き、ロープでお互いに体をつないでいた5人のうち最後の位置にいた扇さんがクレバスに転落したものの、自力で這い上がったのち、10時間を掛けて、ベースキャンプに戻って公園事務所に連絡した。

マッキンリーは、1984年に登山家の上村直己さんが、世界初の冬季単独登頂に成功したが、下山中に消息を絶った山として知られている。

冬から夏になりつつある北半球の山々では、冬の間に降った雪が解けることによって雪崩が起きやすくなる。雪崩は自然現象なので、人間にはどうすることもできないが、登山をするということは、いつも死との背中合わせなのだ。

特に冬から夏になる時期は雪崩が起きやすい点を考えても、登山する時期をもう少し考える必要があるのかもしれない。

2012年6月17日 投稿:エイドギース




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