NTTが新卒者の昇給率を抑制へ


NTTは雇用制度を抜本的に見直すことを明らかにした。その内容として、来年度から希望者は65歳までの雇用延長制度を取り入れるというのだ。

その煽りを受けるのが来年度以降の新卒者で、昇給率を抑える方向になるというのだ。政府は今年の3月に高年齢者雇用安定法改正案を国会に提出しており、成立すれば企業は平成25年度から希望者全員を65歳まで雇用延長することが義務付けられることになるが、それに先駆ける形でNTTは独自の雇用制度を改正する形になる。

一方の新卒者は、初任給は現在と同じ水準になるがその後の昇給度合いは緩やかになるという。関係者によると50歳代では年収で100万円以上減る可能性があるものの、65歳まで働く場合は増加が見込まれるという。

65歳まで働くと増加が見込まれると言うが、そもそも企業は65歳まで雇うことを前提としていないため、比較できるデータがないような気もする。また、年功序列型の賃金形態なら60歳と比べると高くなるのは当然だろう。

仮に65歳までのデータがあり、65歳まで働き続けることが出来るとしても、遠い将来の話で気が遠くなる。新卒者は、65歳になれば最終的に今の60歳より多く収入がもらえるぞと言われてもピンと来ない。

若年層にとってはとても酷な話な気がしてならない。

2012年6月21日 投稿:エイドギース




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