エジプトの次期大統領のモルシ氏が国民に一致団結を要求


エジプトの大統領選挙で当選したモルシ氏がテレビ演説の中で、国民のあるべき大統領となることを約束したうえで、「国民的な団結を強化するよう呼び掛ける」と訴えた。

一方、大統領選で、モルシ氏に、わずか3.46%の僅差で敗れたシャフィク元首相は、敗北を認め、モルシ氏の勝利を祝福した。

そのことを受け、モルシ氏は、現在のエジプトの難局を切り抜けるために国民に、国民的な団結が必要とモルシ氏だけでなく、シャフィク首相にも投票した人にも歩み寄りを呼び掛けた。

また、その一環として、大統領選でエジプトのイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の候補として出馬をしたモルシ氏だが、既に同胞団を離脱したことも明らかにした。

エジプトは長くしてムバラク大統領の独裁政権が続いていて、言論の自由も思想の自由も何もなかった。また大統領選挙も実質的にムバラク氏が大統領になるように仕向けられていた事もあり、今回、ソーシャルメディアを使った革命で、独裁政権を転覆させた後の最初の自分たちで選んだ大統領ということで、国民の中にも一国民としての誇りはあるはずだ。

それを忘れないためにも、モルシ氏が担う役割は、想像以上に大きいし、たいへん責任が重い仕事である。初心を忘れずに大統領としての仕事を全うしてほしいものだ。

2012年6月26日 投稿:エイドギース



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