メルケル首相、ユーロ共同債の導入を否定


ドイツのメルケル首相は、現地時間の26日に行われた連立与党の会合の中で、ユーロ内で構想されているユーロ共同債構想について、首相自身が生きている間に、それが実現することなどありえない、として近年中の実現をはっきり否定している。

EUのファンロンパイ大統領は、ユーロ共同債の導入を期待していたが、ドイツの財政負担増を恐れる同国のメルケル首相が明確に構想を否定したことで、実現までの道のりがしぼみそうだ。

EUを見ていると、ドイツとフランス、そしてイギリスが大きなグループ内での役割を担っているという印象があるが、その中でも、EU加盟国の多くがドイツにおんぶしているような形のような気がする。そもそも国によって財政状況やシステムが違うのに、それを一緒くたにする姿勢は無理があるのだ。

現在、日本や中国を中心とした東アジア連合体という構想があるが、アジアの場合は、宗教も貧富・物価の差、紛争なども頻繁に起きている。

仮に実現すれば、他国の出来事なのに、日本にも紛争が飛び火する可能性も否定できない。そうでなくても、治安の更なる悪化やその他、民族問題、移民問題なども起きる可能性がある。

EUの現状を知りながら、それでも東アジア連合体を実現することのメリットというのは、どこにあるのだろうか。実現の可能性を断念することを東アジアの各国首脳に求めたい。

2012年6月27日 投稿:エイドギース




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