小沢氏、一旦、民主党からの離党の判断を先送り


民主党の小沢一郎元代表は、輿石幹事長と2度会談し、野田総理が目指している社会保障と税の一体化改革の目玉となっている消費税10%の増税に関する動きを牽制した。

小沢氏は、参議院でも消費税増税法案を強制的に採択することに疑問を投げかけ、この問題を民主党党内の問題だけではなく、国民に信を問う可能性もあることを示唆した。

小沢氏は、同法案の参議院での採決まで離党するか否かの最終決定を下さないつもりだとしているが、反対や棄権した議員は多く、反対票を投じた議員だけでなく、棄権した議員にまで処分をした場合は、衆議院での絶対過半数を割り込む結果になる。

この場合、小沢氏は新党の結成に向けて動きやすくなるだけでなく、民主党を与党の座から引きづり降ろすことになる。逆に、野田総理が造反議員への処分を見送った場合、民主党内の求心力が大幅に低下する危険性がある。

つまり、一連の動きは、どう転んでも小沢氏にとっては、“おいしい”結果が待っているのである。

野田総理にとって、増税は良かれと思ってやったはずだが、結果としては、自分の首を絞める結果にしかならなさそうだ。野田総理の眠れぬ夜は、まだまだ続きそうだ。

2012年6月28日 投稿:エイドギース



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