リンスカムが2ヶ月ぶりの白星


最も優秀な投手に贈られるサイ・ヤング賞にこれまで2回、受賞しながら、今シーズンは不調が続いているサンフランシスコ・ジャイアンツのティム・リンスカムが、現地27日に行われたドジャース戦で7回無失点の好投で、4月28日以来の白星を手にした。リンスカムはこれで、今シーズン3勝8敗となった。

これまで過去10試合の成績は0勝6敗、防御率6.23とエースらしからぬ成績だったが、この日の好投で手ごたえをつかんだ様子だった。だが、今シーズンの不調を考え、まだまだ改善するべき点はあるとも認めている。

スポーツ選手というと、体型ががっしりして、重い選手というのが多い。その上でパワーもあるが、リンスカムはその真逆で、背こそ高いが、細身の選手だ。イチローも細身だが、彼と同じように、メジャーで生き残るための方法というのを知っているようだ。

だが、リンスカムの場合は、細身なのに、独特の力強いフォームから繰り出される速球が武器なので、ファンとしては、どこまでメジャーでやれるか、というのが見所の1つでもある。

アメリカで活躍する投手のピッチング・フォームは独特な選手が多く、その中でもドントレル・ウィリスはそのフォームを武器に年間20勝以上したこともある。

だが、長続きはせず、今シーズンはフィリーズのメジャーキャンプに参加しながら、キャンプ途中で解雇されている。リンスカムにはウィリスの二の舞にはなってほしくないし、早くピッチング・フォームに似合うパワーも付けることで、長くメジャーで活躍してほしいと思っている。

余計なお世話かもしれないが、リンスカムが長く活躍したという生き証人になるためにも、それがファンの声ではないかと思う。

2012年6月28日 投稿:エイドギース



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