元・大リーガーのカート・シリング氏が無一文に


元大リーグのスター選手のカート・シリング氏が自身が経営する会社が破産したことで無一文になったことをボストンのラジオ局に出演した番組の中で明らかにした。シリング氏によると、自身が設立したビデオゲーム会社38 Studiosの経営を自身が持っていた個人資産の5,000万ドルをつぎ込んだという。

シリング氏は、人気オンラインゲームの「World of Warcraft」に対抗しようとゲームの開発をしていたが、失敗したとのことだ。これまで雇っていた従業員400人近い従業員は全員解雇せざるを得なかっただけでなく、Citizens Bankから240万ドル近い返済をめぐって提訴される見込みだという。

スポーツのスター選手の破綻というのは、決して珍しい話ではない。アメリカでは、引退して60~80%が破産するという調査結果もあり、現に、元NBAのスター選手アレン・アイバーソンや日本でも活躍したセシル・フィルダー、他にもスター選手だったのに、その後、ホームレスになり、ゴミあさりをする人というのは数多くいる。

シリング氏も他の引退した人と同じように家族を抱えているだけに、今後はお金のことで揉める生活が待っていそうだ。そもそも、スポーツで能力を発揮していた人がいきなり何のノウハウも勉強もせず知識もないのに、会社経営をするというのは、どうかしている、としか言わざるを得ない。

スポーツで成功を収めた人は、「自分が何を知らないか」や「自分は何が出来ないか」、「自分は何に手を出してはいけないか」ということを知らないようだ。また、彼らのようにお金を持っていると、お金を気にせずに色々と、あれやこれや、とお金をつぎ込んでしまう。そして気付いたときには取り返しのつかない事態になってしまうのだろう。

このようなことから我々が学ぶべきことはたくさんあるはずだ。お金ということをもっと真摯に勉強するべきなのだろう。

2012年7月1日 投稿:エイドギース




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