野田総理と小沢氏グループとの間で民主党が分裂の方向へ


消費税の10%増税を柱とした社会保障・税の一体化改革関連法案に関する26日の衆議院本会議の採決で反対票を投じたのは、小沢一郎氏が率いるグループだ。そのグループと野田総理ら賛成票を投じたグループとが民主党内で2日にも分裂することが確実になったことが明らかになった。

これは、輿石幹事長による慰留工作が終了することを意味する。首相は、帝国ホテルで開かれた懇話会の中で、当のルールにのっとって厳正に対処する、と説明していた。

野田総理のこの判断は、とても妥当なものである。一国の首相が同じ党内の一議員の言動に屈する、というのは、国際社会における日本の力や国の元首の統率力の無さを疑われる上でも、決して起きてはならないことなのだ。

野田総理が一議員の言動に振り回されることなく、また屈することなく自ら決めた政策を最後まで貫き通す姿は一定の評価が出来るものである。民主党は分裂するだろうが、党を壊して新たな党を作る、というのは、半ば小沢氏が何度もしてきたことなのだ。小沢氏がしたいことに付き合うことなく、早々と見限った姿勢は高く評価したい。

2012年7月1日 投稿:エイドギース




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