楽天「KoBoイーブックストア」で電子書籍を購入できる「KoBo Touch」を7月19日より販売開始


楽天が都内で記者会見を開いた。内容は、7月19日より「KoBo Touch」を販売するというものだった。「KoBo Touch」は楽天KoBOeブックストアにある電子書籍を購入することができ、近日販売が開始されると言われているKindleのライバルとなることが予想される。

日本ではKindleの販売が出版社との調整で遅れていたが、6月26日に突然、近日発売すると発表した。この時点で、電子書籍端末はKindleの独占が予測されたが、今回の楽天の発表が絶妙だった。

三木谷浩史社長がどこまで考えていたのかは分からないが、Kindleが発売される前に発売するのは非常にタイミングが良い。Kindleが発売されてからでは二番煎じになりかねないが、今まで発売すると言われ続けてなかなか発売日が決まらなかったKindleが店頭に並ぶ前であれば、楽天も十分勝負することができる。

また、楽天はECサイトとしてはamazonに並ぶ売上を誇っている。具体的な数値が公表されていないため、比較は難しいがアマゾンは水底売上高1500億円(2007年時点)、楽天は連結で約3000億円程度(2009年時点)と見られている。本の分野では、アマゾンの方が有理化と思われるが、今回の電子書籍で成功すれば本の分野でもアマゾンを一気に追い抜く可能性もある。

また価格も非常に重要だ。Kindleも1万数千円とiPadと比べても非常に低価格だが、楽天の「KoBo Touch」は7980円というから驚きだ。この価格もKindleを十分に意識してのことだろう。

最近の楽天は「新経連」を立ち上げたりと、本業とは違う方向で目立っていたが、この「KoBo Touch」で楽天市場がどれほど活性化されるのか注目していきたい。

2012年7月3日 投稿:エイドギース




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