ブライス・ハーパーが野手として史上最年少でオールスター出場へ


アメリカ大リーグ機構はアメリカ現地時間の7日、カンザスシティーで行われるオールスター戦にナショナルズのブライス・ハーパーを選出したと発表した。ハーパーはダルビッシュが選出された34人目の男の5人のうちの1人としてノミネート候補に挙がっていた。だが、ナ・リーグでは、カーディナルスのデビッド・フリースが選ばれていて、ハーパーは惜しくも選ばれなかった。

今回のハーパーの選出は、マーリンズのジャンカルロ・スタントンが右膝の故障によって、オールスターに出場できなくなったため代替選手としての選抜となった。尚、ハーパーはまだ19歳で野手としては史上最年少のオールスターメンバー入りとなった。

大リーグの長い歴史の中で、野手としての最年少記録を現代の野球で樹立することになったハーパーの凄さというのが、オールスター選出という形で現れたのだろう。アメリカのオールスターは決して人気だけで選ばれる訳でも、特定の利害関係者が一部の球団に所属する選手ばかりに投票する組織票で選ばれる訳でもない。

人気は左右されるが実力がなければ選出されない晴れ舞台なのだ。その舞台に、19歳で選出されたというのは、ハーパーの才能、実力の高さがあってこそできるのだろう。これは、今回のオールスターに出場するジーターでさえ出来なかった言葉で表すことのできないほどの快挙なのだ。

今回のオールスターは、既に今シーズン限りで引退を表明しているチッパー・ジョーンズも出場することが決まっている。ジョーンズも、ハーパーと同じく34人目の選手としてノミネートされていたが、故障者が出たことからの代替選手としてハーパーと同じく選出された。

今年デビューの新人と今年限りで引退を公言している選手のどちらかしかオールスターのメンバーになれないと思っていたファンにとって、この2人の選出は、歴史上、大変、貴重なものになるものだ。願わくは、ハーパーとジョーンズが共に同じ時間に守備に就き、そして試合終了の時にナ・リーグ勝利の時にハイタッチをする姿だ。そんな夢のようなシチュエーションが訪れるか、注目していきたい。

photo by Kevin.Ward

2012年7月8日 投稿:エイドギース




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