日中韓が相互国債購入で合意、その影響は!?


日中韓が相互国債購入で合意した。しかし、その真意については、慎重に考えていく必要がある。

まず、当たり前の話だが、3ヶ国の思惑は三者三様であるものの、3ヶ国ともメリットがあると踏んだから相互国債購入で合意したのだろう。日本人である私たちは、中国・韓国の思惑も考えていく必要はあるが、まずは日本にとってのメリットを考えなければいけない。

日本が韓国・中国の国債を購入するメリットはなんだろうか。国債とは国の借金である。それを今回の合意でお互いに保有することになるのだが、国債を発行し続けながら国債を購入するという点では、借金をして他の国の借金を買うことになる。そこまでして、日本が合意した理由は、まず中国の成長率だろう。

中国は以前と比べると、落ち着いたものの、まだまだ成長が見込める国だ。短期的な成長度合いを見れば日本よりも見込みがあるといえる。安定性は高くはないが、今は短期的にでも”波”をおこす必要がある日本には悪くないと言えるだろう。

しかし、問題は韓国の存在だ。韓国は一度財政破綻している点で心配が残る。それでもIT産業では韓国のほうが圧倒しているのは事実だ。韓国製品は日本でも受けるので、アジアを対象としたマーケティングを行えば、まだまだ伸びると見てもいいだろう。(日本は日本止まりの企業が多い)

今回の合意は、少しハイリスク・ハイリターンの意味合いが強いようにも思える。成長率で言えば、日本よりも上だが中国が今、バブルだという見方をすれば、弾けてしまえば危ないのだ。しかし、リスクばかりを見ていては、何も行動できなくなり、何も変わらない。政府が動きを求めて、行動を起こしたことについては、評価したいと思う。

2012年5月3日 投稿:エイドギース



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