NHK経営委員長の数土文夫氏、辞任を表明【東電兼職問題】


メディアとは、中立性・公平性を保たなければならない、というのは大原則なのかもしれない。今回の東電兼職問題で争点となったのは、間違いなく中立な立場からの報道ができなくなるということであった。

確かに、中立性が失われる可能性はあるかもしれない。もし、数土文夫委員長が誰とも相談することなく独断で兼職を決めていたとしたら
、それは問題であろう。ただ、これは誤って済むべき問題であり、また自民党が「報道の公平性に影響を与える」と批判するのは可笑しいだろう。

今の風潮は、間違いを犯した人は職務を辞することで責任を取ろうとさせる。しかし、一回の間違いだけで全てを辞めさせていたら、日本のいい人材なんて消えてしまうだろう。そして、残るのは”何もしなかった”人たちだけである。こんな世の中に希望など持てるだろうか。若者に上昇志向がないなどと言う前に、批判ばかりをする体質をどうにかしようと、それこそ”上昇志向がある”大人が解決すべきだろう。

また、記者クラブという閉鎖的な取材体制を続けながら、報道の公平性なんてあるわけがない。東京電力内部の人間が報道に関わることを、なぜ許容できないのだろうか。少し器が小さすぎるだろう。視聴者にも東電内の人が作った番組だと分かるなら、全く問題はないはずだ。

東京電力社外取締役となる数土文夫委員長には、東電内部から頑張っていただきたい。

2012年5月24日 投稿:エイドギース




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