これからの家族のあり方について【河本準一母・生活保護費不正受給問題】


次長課長の河本準一が、記者会見で母親の生活保護受給問題で謝罪した。確かに収入のある息子が養えるのであれば養うべき、という声は間違っていない。しかし、今回のケースでは例外的な部分もあり、全てが悪いとは言い切れない部分がある。

河本が高収入であることは間違いないが、芸人という職業柄、高額な収入でも一般人のように自由に使えるわけではない。芸人は、個人事業主であり、言わば一人ひとりが社長のようなものだ。だからこそ、付き合いの飲み会などには積極的に参加するのは当たり前だろうし、他にも多額の交際費はつきまとうだろう。また、河本準一には母親の他に養わなければいけない親族が3人いる。

全てを河本氏に肩入れするわけではないが、家族だから養わなければならない、という今の既成概念は薄れつつではないか、と私は考えている。生活環境が多様化している現在、家族という物自体が多様化している。法律上は籍を入れていなければ婚姻関係は認められないだろうが、敢えて籍を入れないカップルもいるだろう。

こうした中で、世耕議員が発言した「家族だから」という発言は、古い世代の言葉と感じられる。今回の件では、河本氏が養うべきという判断は妥当かもしれないが、今後こうした問題はどんどん出てくるだろう。生活環境によっては、子供が両親を尊敬できない場合もあるだろう。子供は両親を養うべきという価値観にも、多様化の時代は来ている。

そもそも役人はどうして河本氏の母に生活保護費を受給していたのだろうか?生活保護費の受給基準を厳しくする必要はないが、せめて身辺くらいは調べるべきではないだろうか。

2012年5月25日 投稿:エイドギース




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