反原発派の戦いについて【民度の高い日本人たち】


反原発派の人たちがデモを起こしている記事は、色々なところで見かける。彼らは、自分たちの正義に基づいて、または周りの人達の生活を守るために活動しているのだろう。

そういった姿勢に関しては、素晴らしいことだと思いますし、行動する勇気も見習うべき点も多くある。それが民度の高い日本と言われる所以であり、困難な状況下においては、お互いに助け合うことができるのだ。

しかし、民度の高さとは逆に、報道の未熟さが日本にはある。報道機関が1つの情報を全員で配信するスタイルなため、どのメディアを見ても、全体像が把握できないのだ。だからこそ、”知識がないが、民度が高い日本人”が間違った行動や意見をもつことがよくある。

この原発事故においても、政府や東電が情報を隠したり、マスコミが煽ったりしすぎたせいで、過剰に原発は危ないというイメージを与えてきた。これを真に受けた人たちが、反原発派の中にもいるのだ。

最終的には、原発の再稼働の是非については、どこに折り合いをつけるかで決まる。経済の成長を活発に後押しせず、安定した経済成長を目指すのか、それとも不景気だからこそ、経済を活発にさせようとするのか等。もちろん、これは電力に限るわけではないが、1つの大きな要因にはなっているだろう。

原発の問題は、もう少し国民全員が理論的な数値を含む、知識を持った上で是非について語らなければ建設的な議論にはならないのだ。もはや原発は電気が足りる、足りないという問題ではない。電気料金の値上げやCO2の排出など、そういった事も含めて話し合っていく段階に入ったのではないだろうか。

最後に、原発の再稼働を止めることだけが正義ではない。日本を良くしようとしているのは、殆どの人達が同じ。個人レベルまで落とし込めば、多くの人が日本を良くしようとして語っている。原発の擁護派・反対派で分けるのではなく、そういった人達が手をとってこそ、真に原発の未来について考えることができると私は考えている。

2012年5月27日 投稿:エイドギース




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