橋下市長、原発再稼働に「敗北宣言」


大阪市の橋下市長が、大飯原発の再稼働決定に対して「敗北宣言」をした。これは、夏の電力不足が15%と想定していた以上に、電力不足が深刻なためだと考えられる。

この発言には、賛否が分かれるかもしれないが、私としては橋下市長の決断には評価をしたい。原発は、国民の民意を取り入れるとどうしても再稼働には反対という意見が過半数を占めてしまうだろう。あれだけマスコミが放射能の危険性を取り上げていれば、誰でも原発に対して恐怖心を持ってしまう。

政府は、原発再稼働に対して、根拠に基づいた理論的な説明をあまり行ってこなかった。実際にはメディアが報じなかっただけなのかもしれないが、少なくとも国民には政府は原発再稼働を推し進めるが、そのデメリットを無視した決断に見えただろう。

そんな中、原発再稼働に賛成するというのは、人気投票のような今の政治家では非常に難しい判断だといえる。それを橋下市長はギリギリではあるが、敗北宣言とともに決断したのだ。

勝ちを堂々と宣言する人は多いが、メディアに対して敗北宣言を行える政治家は少ないだろう。橋下市長の人気にあやかって様々な人が寄ってくるだろうが、周りに流されることなく頑張ってもらいたい。

2012年6月1日 投稿:エイドギース




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