ノマドをブームと言う人達、賢い人はノマドにならないと言う人達【ノマドブームについて考えてみた】


世間では、どうやらノマドがブームになっているらしい。確かにノマドという単語を見かけるようにはなっていたが、まさかブームになっているとは…。ノマドを推奨するような文面もいくつか見てきたが、それでもブームには程遠いと思っていた。

ところで、ブームとは何なのか?日本語にすると「流行」という単語に当てはまるが、実際にどの程度浸透していれば、ブームと呼ばれるかなどは曖昧だ。マスメディアがブームと言ってしまえば、どんなモノでもブームになるのではないかとも思ってしまう。

そんなことを話していても仕方がないので、仮にノマドをブームとしよう。今は服役中の、あの堀江貴文氏もノマドを推奨していたのだ。彼の影響力を考慮すると、もしかしたら知らない内に、そこかしこでノマドブームが起こっているのかもしれない。

今更だが、ノマドの定義について少しだけ確認しておこう。ノマドとは、日本語にすると「遊牧民」という意味だそうだ。つまり、特定の居住地を決めず、ホテルや友人の家などを転々としながら生計を立てる人達のことなのだろう。これが、今流行っているのだ。

私の意見としては、ノマドになろうが、なるまいが個人の自由であり、特段ブームになるほどのことではないように思える。というのも、今やインターネットの普及によって、パソコンやスマートフォンさえあれば、たいていの業務を行える人たちも少なくない。そうすると、以前のように特定の地に住む必要性もなくなっているのだ。

単に時代の流れで、その地に拘束されなくなり、結果としてノマドと呼ばれる人たちが増えているだけで、ブームとは少し意味合いが違ってくるのではないかと私は考えている。

にもかかわらず、ノマドはブームだと持ち上げる人たち、また、それにブームに乗っかる人たちに反対する人たち。「これからはノマドだ」も「賢い人間はブームに流されない」も、私には的外れの意見を言う滑稽な人達にしか見えない。その地が好きだったり、便利であれば、長期間住み続ければいいし、転々としながら暮らしたい人はノマドになればいい、ノマドはそれ以上でもそれ以下でもないのだ。

「賢い人はノマドブームに乗らない」という文面を見たので、それは思慮が浅すぎるだろうと思って考えてみた。私の結論としては、ブーム以前に、時代の流れであって、ブームだと肯定する人もそれを毛嫌いする人も、どっちも考察する視点がズレていると思う、というところで落ち着いた。

ぜひ、みなさんの意見もお聞かせ願いたい。

2012年6月9日 投稿:エイドギース



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